RCMは、想像力の媒体であると、よく言われます。
「音の3D絵本」ができないかと、考えてみました。
JWAVEキッズプロジェクト「むかしむかし」
女:母が読んでくれた昔話。
母 「むかしむかしあるところに、
おじいさんとおばあさんがいました。」
女:耳で聞いた物語は、私の頭の中で、絵本になった。
(M)想像力が広がるイメージ〜
赤い着物を着たおばあちゃん。
紺色のもんぺのおじいちゃん。
母 「おじいちゃんは、山に柴刈りに。
おばあちゃんは、川に洗濯に行きました。」
女:おじいちゃんの足元は、わらじ。
草を踏みしめて山に分け入る。(SE)足音
草のにおい・・湿った土のにおい・・
怖いぐらいの森の暗さ・・(SE)鳥の羽ばたき
(SE)川
おばあちゃんの足は、川に浸かって濡れていた。
ふくらはぎをくすぐる、冷たい水の流れ・・
足の裏に触れる河原の小石。
母 「どんぶらこー、どんぶらこー」
女:大きな桃って、1M?2M?
ねぇ、どれくらいの大きさ?
母 「想像してご覧なさい。あなたが決めればいいの。」
女:「想像してごらん。」
あの日の桃は、いまも
私しかみることの出来ない絵本の中を、流れているのだ。
。
NA:聴くことから育まれる、想像力。
JWAVEは、ラジオを通じて子どもの五感を育てる
KIDSプロジェクトを進めています。
女性たち:JWAVE。
消費者のためになった広告コンクール銅賞
日本民間放送連盟優秀賞
ACCファイナリスト